【戦評】府中サテに同点にされるも、土屋の決勝ゴールで情熱が勝利!! 

府中アスレティックFCサテライト 3-4 情熱ロンリネス


<得点>

3分 有水(情熱ロンリネス)
15分 三浦(情熱ロンリネス)
19分 原口(情熱ロンリネス)
29分 菊地(府中アスレティックFCサテライト)
31分 小又(府中アスレティックFCサテライト)
38分 小又(府中アスレティックFCサテライト)
38分 土屋(情熱ロンリネス)

<チームシュート数>

府中アスレティックFCサテライト 12本(前半5後半7)

情熱ロンリネス 26本(前半17後半9)

<個人シュート数>

府中アスレティックFCサテライト 石川4、小又2、松永1、小野1、菊地1、小林1、麻賀1、熊倉1

情熱ロンリネス 下地6、有水5、佐藤5、原口3、平子2、土屋2、関1、三浦1、川島1

<ファール数>

府中アスレティックFCサテライト 前半4 後半2

情熱ロンリネス 前半4 後半3


主審:住岡 弘士 第2審判:相見 彰一タイムキーパー:篠原 達哉


全日本選手権東京都大会第3試合は都1部の関東2部の情熱対都1部の情熱の一戦。実は昨年の都リーグでこの両チームは対戦。その時は後に関東2部に上がる府中サテが5対2で情熱を破っている。ただその時の情熱は守備の要・土屋が欠場。佐藤監督も不在な状態。府中サテもその試合に出場していた日永田、柿原、磯崎はいない。今回、1年3ヶ月ぶりの公式試合での対戦。どちらに軍配が上がるか。

前半から攻勢を仕掛けたのは情熱。開始早々から高い位置でプレスを掛け、ボールを取ると、そのまま全員で攻勢を掛ける。すると3分、ゴール前への分厚い攻撃から平子のパスを受けた有水がダイレクトシュート。それが決まり情熱が先制する。するとそのまま情熱のペースが続き、4分の土屋のFKからのシュートを皮切りに、7分には下地、8分にはまたもFKから原口、9分には左サイドから佐藤が立て続けにシュートを放ち、府中サテゴールを脅かす。府中サテの12分にカウンターから右サイドを駆け上がった石川がシュートするも、流れを変えられない。すると情熱は15分に左サイドでボールを受けた三浦が内に切り込み、右足でシュート。それが決まり、追加点を挙げる。なおも情熱ペースは続き、18分、19分と平子が決定的なチャンスを作ると、同じ19分にゴール前での巧みなパス交換から左サイドの平子から折り返しを受けた原口がシュート。それが決まり3点目。圧倒的に情熱がゲームを支配し、3対0で前半を終了する。

後半も情熱ペースは変わらない、22分に左サイドから下地が、23分にはゴール前で原口がシュートを放ち、府中サテゴールに襲い掛かる。そんな中、24分に府中サテは三ヶ尻をパワープレーGKに置いてのパワープレーを敢行。最初は上手くいかず、パワープレーをやったり、止めたりしていたが、その流れから28分にワイドなパス交換からゴール前でボールを受けた菊池がシュート。それが決まり府中サテが1点を返す。すると30分にもカウンターから左サイドをドリブル突破した小又がシュートを決め、1点差に詰め寄る。情熱も32分に下地が惜しいシュートを放つなど、チャンスを作るが、一旦、府中サテペースになった流れを変えられない。すると35分には得点が入るたびに、ゴレイロを戻していた府中サテがパワープレーを再開。麻賀、小又を中心に攻撃を仕掛けると、38分に情熱陣内でのパス交換から左サイド小野のシュートがゴール前の小又に当たりゴール。府中サテがついに同点に追いつく。しかし喜びもつかの間、一瞬府中サテが緩んだその魔の刻を逃さない男がいた。昨季の試合に出場していない土屋だ。同じ38分に府中サテ陣内でのパス交換から中央でボールを受けた土屋が左足でシュート。それが決まり情熱がまたも勝ち越す。その後、府中サテもパワープレーから最後の猛攻を仕掛けるが、全員でゴール前を堅守した情熱が守りきり、試合終了。4対3で都1部の情熱が関東2部の府中サテを破った!! 

ちなみに昨季の都1部の順位は優勝した府中サテと2位情熱の勝ち点差がわずかに1点。たらればは勝負ごとに禁物だが、仮に昨季の対戦で土屋や佐藤監督がいたら、勝負はどうなっていたかわからない、と思わせるような土屋の会心の決勝ゴールであった。


 文・写真:舘野 秀行